ノコギリヤシサプリメントの効果効能

ノコギリヤシとセサミンの違い

ノコギリヤシはヤシ科の植物で、その果実は食用または健康食品として利用されます。
一方、セサミンは胡麻に含まれる抗酸化物質です。
このふたつの違いについてご紹介します。

ノコギリヤシ

ノコギリヤシは北米原産のヤシ科の植物です。
鋭い棘のある細長い葉をつけ、濃い赤色の果実は古くから北米の先住民達の食用とされてきました。
果実は滋養強壮、利尿促進などの働きがあり、中国では漢方薬に、ヨーロッパでは前立腺肥大の治療用として医薬品に用いられています。
日本ではサプリメントとして摂取可能です。

セサミン

セサミンは胡麻に含まれているゴマリグナンという成分の中のひとつです。
これは ポリフェノールの一種で、脂溶性で非常に強い抗酸化作用を持っています。
セサミンは胡麻に最も多く含まれていますが、それでもその含有量は胡麻全体のわずか1%以下です。
従って、セサミンはサプリメントでの摂取が効率的になります。

有効成分やその働き


ノコギリヤシの場合

ノコギリヤシの有効成分は植物ステロールの一種のβシトステロール、りんごの皮などに含まれているアルコールの一種のオクサコサノール、脂肪酸のリノール酸、オレイン酸、ラウリン酸などです。
ノコギリヤシの有効成分は、前立腺肥大症や男性型脱毛症の原因となるジヒドロテストステロンという強い男性ホルモンを作る原因となる酵素、5α-リダクターゼを抑制する働きがあります。
この効果により、前立腺肥大症の症状である頻尿や排尿障害を緩和します。

セサミンの場合

胡麻に含まれるゴマリグナンという抗酸化物質には、セサミンの他にセサモリン、セサミノール、セサモール、エピセサミンなどがあります。
ゴマリグナンは脂質の抗酸化作用が特に強く、老化を防止します。
また女性のホルモンバランスを整え、更年期障害の症状を緩和します。
ゴマリグナンの中心的な成分のセサミンは肝臓の活性酸素を除去する働きがあり、血中の悪玉コレステロールを減らし、動脈硬化や狭心症などの心臓病の予防に効果があります。
またアルコールの解毒作用や高血圧防止にも有効です。

副作用および安全性

ノコギリヤシは大きな副作用はなく安全だとされていますが、まれに軽度の胃腸障害、吐き気、頭痛、めまい、高血圧症などが起きる場合があります。
また他の薬やハーブとの相互作用があるので、単独での服用が望ましいです。

セサミンは安全性が高く、サプリメントの副作用の報告はありません。
ただし胡麻アレルギーのある方は摂取を控えます。
サプリメントではなく、胡麻を摂取する場合は胡麻の皮は消化されにくいので、一度に大量に食べることは避けましょう。
ノコギリヤシ同様、服用中の薬がある場合は、事前に医師に相談しましょう。