ノコギリヤシサプリメントの効果効能

ノコギリヤシとフィナステリドの違い

ノコギリヤシとフィナステリドはどちらも前立腺肥大症や男性型脱毛症に効果があることで注目されています。
ノコギリヤシはヤシ科の植物で、その果実の抽出液を利用した健康食品であるのに対し、フィナステリドは医薬品です。
このふたつの具体的な違いについてご紹介します。

5α-リダクターゼを抑制

前立腺肥大や男性型脱毛症は、ジヒドロテストステロンという強い男性ホルモンがその原因となってひき起されると考えられています。
精子の生成や、男性的な筋肉、骨格の形成に大きく関わる男性ホルモンのテストステロンは、体内の5α-リダクターゼという酵素の働きによって、ジヒドロテストステロンに変換されます。
つまりジヒドロテストステロンを生成するためには、5α-リダクターゼが必要となってきます。
ノコギリヤシとフィナステリドは、この5α-リダクターゼを抑制する働きを持っています。

ノコギリヤシとフィナステリドの違い


サプリメントと医薬品

ノコギリヤシは健康食品でサプリメントとして販売されているので、いつでも誰でも購入可能なのに対し、フィナステリドはアメリカで開発された医薬品で、服用するためには医師の処方箋が必要です。

副作用

ノコギリヤシは特に大きな副作用はありせんが、大量に摂取した場合などに軽度の胃痛、腹痛、下痢、便秘、嘔吐、頭痛、めまい、高血圧症が起きることがあります。

フィナステリドは性欲減退、精子減少、男性機能の低下、うつ、肝機能障害などが副作用として報告されています。
ただしデータ上ではその危険性は非常に低いとされています。

用量

厚生労働省はノコギリヤシの推奨摂取量は特に定めていません。
一般的には一日に200〜320mg程度の摂取を目安にします。
効果が出始めるまで数ヶ月かかり、半年程度は継続した方がよいとされています。

フィナステリドは一日に1mgが上限になります。
フィナステリドの効果を得るためには、血中に常にフィナステリドが含まれている状態が好ましく、6ヶ月以上継続して服用する必要があります。

飲み合わせ

ノコギリヤシは他のハーブと一緒に摂ると前立腺肥大の予防効果が薄れ、医薬品との相互作用も報告されていますので、単独で摂取します。

フィナステリドは現在のところ、他の薬との飲み合わせによる危険性はないとされています。
フィナステリドは処方薬ですので、万が一、他の薬との相互作用があるとすれば、処方する医師から何らかの説明があります。

献血

ノコギリヤシは健康食品ですので献血の制限はありませんが、ファナステリド服用中は血液中に成分が含まれるので、摂取すると献血はできません。
献血をする場合は、最低でも1ヶ月は服用を止める必要があります。

両者の注意点

ノコギリヤシ、フィナステリド、どちらも妊娠中、授乳中の方、子供には安全性が確認されていないので使用を避けます。
なお、フィナステリドは20歳未満には処方されません。