ノコギリヤシサプリメントの効果効能

ノコギリヤシとクラチャイダムの違い

ノコギリヤシとクラチャイダムはどちらも滋養強壮、精力増進に効果がある人気上昇中の健康食品で、サプリメントの販売数も伸びています。
どちらかの購入を検討中の方も多いと思いますが、このふたつはどう違うのでしょうか?

ノコギリヤシとクラチャイダム

ノコギリヤシはヤシの一種で、その果実は海外で食用、ハーブとして、古くから滋養強壮、利尿などの目的で利用され、北米先住民も食用としてきました。
ノコギリに似た形の葉をつけるので、ノコギリパルメット、ソーパルメットと呼ばれます。
クラチャイダムはショウガ科の植物で、特に原産国のタイでは非常に人気が高く、精力増強用の健康食品として重宝されてきました。
ショウガに似た黒紫色をした植物なので、黒ショウガ、黒ウコンとも呼ばれます。
ここでは両者の有効成分の比較を行います。

ノコギリヤシの有効成分

ノコギリヤシの果実に含まれる有効成分は脂肪酸であるオレイン酸とリノール酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、そしてステロール類です。

オレイン酸とリノール酸の働き

オレイン酸は悪玉コレステロールだけを減らし、動脈硬化や高血圧、心臓病を予防します。
リノール酸も悪玉コレステロールを減らす 効果がありますが、大量に摂ると善玉コレステロールまで減らす特徴もあります。

ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸の働き

ラウリン酸は免疫機能向上と抗炎症、抗菌作用があり、ミリスチン酸、パルミチン酸とともにホルモンの分泌を促し、細胞膜や臓器を保護します。

ステロール類の働き

ノコギリヤシに含まれる植物シトステロールの一種、βシトステロールはコレステロール値を下げ、動脈硬化、前立腺肥大の原因となる酵素5α-リダクターゼの抑制に働きます。
また筋肉を強化し、疲労回復に効果のあるオクタコサノールも含有しています。

クラチャイダムの有効成分

クラチャイダムは アミノ酸であるイソロイシン、ロイシン、メチオニン、リジン、アルギニン、そしてポリフェノールの一種であるクルクミンやアントシアニン、セレンなどを含みます。

必須アミノ酸の働き

人の体内では合成されないイソロイシン、ロイシン、メチオニン、リジンの必須アミノ酸には肝機能向上、疲労回復、筋肉の強化、代謝の促進効果などがあります。

アルギニン、クルクミン、アントシアニン、セレンの働き

アルギニンは成長ホルモンの分泌促進、血管の強化と血行促進、脂肪の代謝や免疫機能の向上に効果があります。
クルクミンは体内の解毒作用を促進し 、アントシアニンは目の働きを良くします。
必須微量元素であるセレンには抗酸化作用があり、体内の余剰な活性酸素を除去し、老化防止に効果があります。

それぞれの成分からわかる事

ノコギリヤシは脂肪酸とステロール類が主成分となり、一方、クラチャイダムはアミノ酸類が豊富に含まれています。
どちらも疲労回復、動脈硬化防止など、生活習慣病の予防に効果がある成分を含みますが、クラチャイダムは主に肝機能向上や血管を強くし、心臓病の予防に効果があるのに対し、ノコギリヤシは前立腺肥大を予防する効果があります。

安全性と注意点

ノコギリヤシの安全性は高いとされています。
気をつけたいことは、医薬品との相互作用が報告されている点です。
服用中の薬のある方は、ノコギリヤシの摂取は控えた方がいいでしょう。
他のハーブと同時に摂取すると、前立腺肥大を予防する効果が薄れるとの報告もあるので、単独での摂取が望ましいです。

また妊娠中、授乳中の方も摂取は控えた方が良いとされています。
一度に大量に摂取すると副作用として胃腸障害、めまい、頭痛、高血圧症などが起きることもあります。
クラチャイダムも安全性は高いですが、大量に摂取すると副作用として胃腸障害が起きることがあります。
クラチャイダムは血液をサラサラにする効果があるので、抗凝固剤の薬を服用中の方は摂取しない方がいいでしょう。
また、てんかんの薬との飲み合わせもよくありません。
共通の注意点としてアレルギーがある方は摂取を控え、医師に相談することをおすすめします。